ますます、寒くなり、空気も乾燥してきましたね。
最近の診療では鼻かぜがこじれて副鼻腔炎になってしまった患者さんが増えています。
鼻かぜをひくと、まずは透明な鼻みずが出ます。
そのまま治ることもありますが、こじれて鼻の粘膜が傷んだ状態がつづくと、細菌感染をおこし、黄色い鼻みずに変わります。
さらにこの状態が長くつづくと、鼻の周囲にある副鼻腔(ふくびくう)に炎症が広がり、副鼻腔炎になります。
こうなると、黄色い鼻みずだけでなく、目の周りの痛んだり鼻がのどに流れる感じがし、鼻づまりも強くなってしまいます。
特にお子さんでは、寝ている間に鼻みずがのどに流れ込み、息苦しくて眠れなくなることもあります。
鼻かぜをひいたときは、こじれる前に早めに耳鼻咽喉科を受診していただければと思います。
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