分かりにくいタイトルですが、要はなにかを一つのものに頼り切ると痛い目にあうことがあるので、ビジネスをするうえで「1」という数字は危険である、という意味です。
たとえば、レアアースの輸入を中国「だけ」に頼り切っていたために政治カードとして使われ、苦しめられたのは記憶に新しいところですが、このことは医院の運営においてもあてはまります。
先日、当院のウォシュレットが故障しました。
最近のトイレはリモコンパネル「だけ」で操作するおしゃれなタイプが多いですが、このタイプだとウォシュレットが使えなくなると、トイレ自体が使えなくなってしまいます。
当院のトイレは、リモコンパネルを使い慣れない方が使いやすいだろうということで、貯水タンク横にレバー「も」ついているものにしていますが、このレバーがあるおかげでトイレが使えなくなる事態をさけることができました。
今回、トイレ(ウォシュレット)の故障は何とか切り抜けることができましたが、当院にはまだまだ多くの「1」があります。
電子カルテ、分包機(粉薬をつくる機械)、診療ユニットなど、など。
これらをすべて複数台そろえることはできませんが、これが使えなくなったときにどうするか、医院運営上の危機管理についてもしっかり準備しておく必要があると痛感しました。
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