先日の出来事なのですが、初診のお子さんと、そのお母さんが診察室に入ってきました。
すると、お母さん『銅前君、久しぶり。私、分かる?』
私はお母さんの顔をみて、ある一人の小・中学時代の同級生を思い浮かべました。
しかし彼女に会うのはおそらく20年以上ぶりで、面影はあるもののお化粧もしてるし、顔つきも当然大人になっていますから、正直自信がありません。
また、診察するお子さんの苗字、名前は分かるのですが、結婚されて名字が変わっているのでお母さんの旧姓や、下の名前は分かりません。
また、
このとき、下の2つの選択肢がグルグルと頭を駆け巡りました。
① 勇気をだして、思い浮かんだ名前を言ってみる
正解だったら万々歳。しかし、間違った場合は『誰それ?全然違う人と、私を間違えている!』と、診察室はビミョーな空気で満たされるに違いありません。
② 自信がないので、思い出せないと伝える
もちろん悲しい気持ちにさせてしまう。しかし、他人に間違えられるよりはマシだろう。かなり久しぶりだし、思い出せなくても納得してもらえる?
すさまじい勢いで3秒ほど悩んだ末、私がとった選択肢は②番。
思い出せなくてごめんなさい、とお話したところ、『そっか~。すごい久しぶりだから分からないか~。〇〇です。』
結局、私が最初に思い浮かべた同級生でした・・・。
あ~、こんなことなら少し勇気を出して①番を選択しておけばよかった・・・。
急に気温が下がり、カゼ症候群が増えてきました。と同時に、秋の花粉症も始まったようです。
困ったことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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