これまでも細心の注意を払い、使用する診療器具はしっかり洗浄してから高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)で滅菌し、使用する直前までカバーをかけて清潔を保つよう心掛けてきました。
ただ、新型コロナが蔓延してこれまで以上の衛生管理が求められる状況を考慮し、直接口腔粘膜と触れる舌圧子(口の中を見る時に舌をおさえる器具)をディスポーザブル(使い捨て)に変えました。
これまでの金属製と違い、木製のディスポ舌圧子は『しなる』ので正直ちょっと使いにくく、コストもかかるのですが、これでより安心して診察を受けていただけるのではないかと思います。
また、鼻の粘膜と触れる、鼻の中を吸引するときに使う管(吸引嘴管・きゅういんしかん)も個別に包装して滅菌・保管することにしました。
手間はかかりますが、これからのウィズコロナ時代には必要な対応だと考えます。
地味ではありますが、できることに一つ一つ取り組んで、より衛生的な診察ができるように改善を積み重ねてまいります。