鼻粘膜焼灼(しょうしゃく)術

鼻粘膜焼灼(しょうしゃく)術とは

  • アレルギー性鼻炎に対する治療です。
  • 当院では、炭酸ガスレーザーもしくは高周波ラジオ波メスという装置を用います。効果はほぼ同じですがそれぞれに特徴があり、使い分けています。
  • 鼻の粘膜を焼くと、鼻の粘膜が焼き固められ、アレルギー性鼻炎の症状が改善します。
  • 花粉症の目のかゆみや、喉頭アレルギーによるのどのかゆみなどは治りません。
  • スギ花粉症の場合、シーズン直前に焼灼すると花粉が鼻粘膜から取れなくなって症状がより悪化する可能性があるため、通常は6月から12月の間くらいに行います。(通年性アレルギー性鼻炎の場合、時期はいつでも大丈夫です。)
  • 炭酸ガスレーザーによる鼻粘膜焼灼術の保険点数は両鼻で2,910点です。(自己負担割合が1割の方は2,910円、2割の方は5,820円、3割の方は8,730円です。これ以外に診察料や処方せん料などがかかります。)
  • 受診当日に施術するよう努めていますが、治療に少々時間がかかりますので繁忙期にはお断りすることがあります。ご希望の方は事前に電話でお問合せください。

鼻粘膜焼灼術の効果

  • アレルギー性鼻炎に対する投薬治療の効果が十分でない場合や、投薬の量を減らしたい場合などにお勧めな治療です。
  • 鼻づまりに対しては効果が高く(90~100%)、鼻みず・くしゃみに対する効果は劣ります(45~60%)。
  • 症状が鼻みず・くしゃみのみで、鼻づまりのない方にはあまりお勧めしません。
  • 効果は一時的で、通常6か月から2年ほどで消失します。
  • 繰り返し行うことが可能です。
  • 治療を行い、効果が弱いと感じた時は2~4週間後に再度行うことで効果を高めることができます。

鼻粘膜焼灼術の治療の流れ

  • 最初に麻酔薬をスプレーし、次に麻酔薬のしみ込んだガーゼを詰めて、しっかり麻酔してから行います。
  • 時に鼻がピリピリすることがありますが、ほとんど痛みはありません。
  • 粘膜が焼ける臭いがすることがあります。
  • 麻酔時間を含めて、30分くらいで終了します。
  • 治療後の痛みはほとんどなく、痛みどめを全く使わないか数回使えば落ち着く程度です。
  • 治療後1~2週間は鼻みずや鼻づまりが一時的にひどくなることがあります。
  • 治療後、1週間以内に一度は診察させていただき、経過によりますがその後は数回ほど通院していただくことがあります。

皆さまに愛される、親しみやすいクリニックを目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

〒700-0086

岡山県岡山市北区津島西坂2-1-7

駐車場12台分あり

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診察時間

 8:30~12:00
14:30~18:00

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